高齢出産のメリットとリスク
高齢出産とは
日本では35歳以上で初めての妊娠、あるいは経産婦で40歳以上の妊娠を高齢妊娠とよびます。そしてその出産を高齢出産といいます。
現代では仕事をしている女性や晩婚化が進み高齢出産される方が非常に多くなっています。医療技術も発展し30代40代の方でも出産される方も沢山います。芸能人では、マドンナ、ジュリアン、ロバーツ、永作博美、戸田菜穂、膳場貴子、松たか子など有名ですよね。
高齢出産のメリット
・経済的な余裕
お金に余裕が持てれば、子どものことや自分のこと、お出かけにも悩みが少なくなりますね。
・精神的な余裕
ホルモンのバランスの崩れで精神不安定になる時期がありますが、少しでもストレスが減るといい子育てができます。
・若返り
女性ホルモンの分泌量が増え、肌のツヤがでたり、冷え症の改善が期待できます!
高齢出産のリスク
・妊娠中毒症になる確率が高い。
血行が悪くなり、胎盤の機能が低下してしまうため、早産や未熟児出産になるリスクがあります。
・流産
高齢出産そのものが原因になることはありませんが、急激な運動や過労には注意が必要です。20代では1割が2〜4割と増えます。精神的なショックやストレスが原因になることもありますので、ゆとりを持ちリラックスして過ごしましょう。
・合併症
持病を持つ方、肥満である場合、妊娠中毒症などの合併症のリスクが増えます。
・ダウン症候群になる確率の増加
卵子の老化により、卵子が受精した受精卵は染色体異常がみられる可能性がでてきます。
日本では、新生児の1000人に1人の割合で生まれます。35歳以上になると290人に1人の割合になり、80%が35歳以上だということになります。
妊娠中に様々な検査ができますので担当医師にご相談ください。
リスクが高まる原因と対策
高齢出産のリスクは、卵巣の老化、女性ホルモンの減少、子宮への栄養不足などにより妊娠が難しくなり、妊娠の体内環境も万全とは言えないことによります。
少しでもリスクを減らすために出来ることは、ストレスを溜めないようにし、健康な生活を心がけることです。事睡眠を十分に取り、身体をしっかり休ませてください。タバコやお酒はやめ、塩分は控えめにし、バランスのとれた食生活を送りましょう。
参考
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