子供靴のえらび方
まだ骨の柔らかい子供の足に合った靴選びは難しいですよね。足の大きさ通りのサイズを買っても、上手く履けないことがよくあります。正しい足のサイズを測り、それに合った靴を選ぶことは、成長過程の子供にとって大変重要です。
ここでは、子どもに合った靴の選び方や、足のサイズの測り方などをまとめておきます。
靴選びのポイント
・つま先から5mm~1cmほど余裕を持たせる
・甲の高さが調節できる紐かワンタッチテープのタイプ
・靴の中で指が動かせるように、つま先は広く厚みがある
・つま先が少し反っているものがツマづきにくい
・全体が曲がりにくいような厚底はNG
子どもが歩きやすいで形状の靴をまずは選びましょう。また、底が柔らかいベビーシューズ、自分で履きやすく脱ぎやすいものなど、発達過程に合わせることも大切です。
足のサイズの測り方
幼少期の子供の足はすぐ大きくなるため、3~4か月ごとに測るのが好ましいとされています。
ネット購入など直接履いて確認出来ない場合などは、足長さ、足囲、足幅の3つを測定しましょう。測るときは子供を垂直に立たせます。※座った状態は体重がかかるため誤差が出ます。
- ・足長
- 厚めの本をかかとの後ろにつけ、足の人差し指を中心にかかとまでの長さを測ります。靴のメーカーのHPなどでスケールのダウンロードが出来るので、プリントアウトして活用すると便利です。
- ・足囲
- 拇趾の付け根と小趾の付け根(足の外側の出っ張っている部分)をメジャーで巻いて測ります。
- ・足幅
- 足裏の、拇趾の付け根と小趾の付け根を斜めに結んだ長さを測ります。
・中敷きを利用して測る
試し履き出来る場合には、商品の中敷きを利用して測ることができます。お店で計測してもらえない場合に便利です。
①中敷きの上に子どもを立たせる
②かかとを合わせる
③つま先の余裕部分を測る
つま先の余裕部分を捨て寸といいます。子どもの足長+捨て寸がジャストサイズの靴となります。
足に合った捨て寸は年齢によって異なるのでまとめておきます。
- 0歳(足長10.5cm~11.9cm):+0.6cm
- 1~3歳(12.0cm~14.9cm):+0.7cm
- 4~6歳(15cm~18cm):+0.9cm
すぐ大きくなるからと言ってついつい大き目のサイズを買ってしまいがちですが、子どもにとって1㎝の違いは大きいものです。大きい靴は足に負担がかかり、歩きづらさから子どもの運動嫌いを招くことに繋がります。正しいサイズを知り、なるべく子供に合った靴を選びましょう。
参考
【ASICS公式】足にいい靴-子供靴・赤ちゃん靴 選び方&足のサイズチェック|アシックス
子供の足のための知識|靴の選び方|靴について|MoonStar
実は間違いだらけ?子ども靴の正しいサイズの選び方って? | 子育てに役立つ情報満載【すくコム】 | NHKエデュケーショナル
関連するSNSのコメント